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  外科手術について
外科手術について外科手術に関しては知りたい情報のひとつだと思います。

ここでは、これから外科手術をともなう矯正治療を受けようとお考えの方、もうすでに術前矯正は開始されていてこれから手術をむかえようとしている方に、入院前の検査内容や、外科手術にまつわる素朴な疑問をお話いたします。
  入院前には、「入院前検査」が行われます。
 
CT撮影
尿検査
口腔内写真、顔貌写真などのデジタル写真撮影
歯や顔面骨格のX線写真撮影
心電図
肺活量
血液検査
血液の止まる速さの測定
胸部レントゲン
血圧
体温測定
麻酔科の診察(問診)  など・・・
 
入院前検査外科手術を受けるにはとても大切な検査で、もしこの時点で検査結果に問題が生じると、予定通り手術を受けることはできません。
また、入院時に風邪を引いたりしていると、手術が延期になる場合がありますので、普段から体調管理は十分気をつけましょう。
  入院前後に「自己血採血」があります。
自己血採血骨切りの手術は、意外と出血が多いため、自分の血液を輸血用に採血(貯血)しておく病院がほとんどです。
手術の内容(下顎のみや上下顎)によって、採血の量は違って、通常400〜800mlくらいの採血をします。
また、採血の前には鉄剤を服用します。
  入院する日は手術日の前日〜5日前くらいです。
入院する日は・・・この間、体調管理はもちろん、歯型採取や手術後に点滴する抗生物質のアレルギーテスト、手術の最終説明などが行われます。
  手術日前日から、当日、翌日の様子って?
手術の前日は、手術を受けるにあたっていろいろと準備があります。
例えば、鼻毛剃り、もみ上げの部分の剃毛、手術室担当スタッフの方からの手術室へ入室する際の説明などです。
翌日の手術予定時間によっても違いますが、午後9時以降は飲食はできません。
薬また、就寝前にはよく眠れるように、安定剤を服用します。

手術当日は、洗顔・歯磨きなど済ませ、手術室への入室予定時間の少し前に、手術着に着替え、安定剤の服用、点滴などが開始されます。
手術着の下はT字帯のみ着用となります。
点滴を打ちながら、ストレッチャーに横になり、手術予定時間まで病室で待ちます。
予定時間になると、ストレッチャーで手術室へと向かいます。
点滴を打ちながら・・・
ストレッチャーに横になる
点滴を打ちながら、ストレッチャーに横になり、手術予定時間まで病室で待ちます。
手術室へ入室手術室へ入室する際、スタッフの方から名前を聞かれます。
手術室へ入室した時は、服用した安定剤、点滴などで意識はぼ〜っとしています。
手術室心電図など装着され、いよいよ全身麻酔をします。
手術開始と同時に、尿道カテーテルをつけます。
病院によって、手術終了と同時に、「顎間固定」の処置が行われます。
全身麻酔をかけられた途端、意識がなくなってしまいます。

気がつくと病室です。
身体には、心電図や血抜きチューブなどが装着されています。
許可が下りるまで、飲食はできません。
痛み・だるさは人それぞれだと思いますが、もし痛みが強いようであれば鎮痛剤を使用します。
人工的に顎の骨折をさせるために、顔は腫れます。その腫れを極力抑えるために、保冷剤などで両頬を冷やします。
この処置は、医師の指示によって数日行います。
通常、手術後翌朝まではベッド上から起き上がることはできません。
手術室から病室へ戻ってきた時の様子。
口元から、血抜きチューブ
頬には保冷剤
口元から、血抜きチューブが出ています。
頬は、保冷剤で冷やしています。
手術翌日には、尿道カテーテルも外れ、自分でトイレに行くことも可能になります。
また、手術中に「顎間固定」を行わない病院は、翌日に行います。
(まったく「顎間固定」を行わない病院もあります。)
病院・医師の方針によっても違いますが、術後1週間程度は「経管栄養食」の摂取となるため、鼻からチューブを挿入します。
この処置も手術中に行う病院と、手術翌日に行う病院があります。
手術当日よりも翌日の方が、顔は腫れてきます。人それぞれですが、2、3日が腫れのピークです。それを過ぎると、徐々に腫れはおさまってきますが、完全にひけるまでは1ヶ月〜半年かかります。
また個人差はありますが、唇も腫れる場合があります。
腫れのピーク時
術後の口元
腫れのピーク時
術後の口元
  鼻毛剃り、もみ上げの部分の剃毛はなぜするの?
鼻毛剃りは、術後鼻チューブを挿入するため、また、もみ上げの部分の剃毛は、手術する際、かぶるキャップからはみ出た部分のみを剃るのですが、どちらも衛生面から行う処置です。
この部分を剃毛
この部分を剃毛します。
  顎間固定って何?
顎矯正手術では、人工的に顎骨を骨折させた形になりますので、骨が治癒するまで創部を安静にする必要があります。骨がある程度の強度で癒合するまでの期間は、6週間から8週間程度です。以前は、ワイヤーを用いて骨片の固定を行っていて、この頃は6週間程度の顎間固定でした。現在でも、関節への負担が少ないという理由でワイヤー固定を行っている医療機関はあると思いますが、術後の顎位の安定や顎間固定期間の短縮を目的として、スクリュー固定やミニプレート固定が行われるようになり、2週間程度の顎間固定で済むようになりました。なかには、顎間固定をほとんど行わない医療機関もあります。
顎間固定
顎間固定
  尿道カテーテルって痛いの?
麻酔がかかっている状態で挿入するので、特に痛みは感じません。術後、外すまでの間に多少なりとも違和感を感じる方はいらっしゃると思いますが、意識がある状態でも特に痛みはありません。外す時も感じ方は人によって違いますが、たいした痛みもなく簡単に外れます。
  手術当日が生理だったらどうするの?
これは女性にとってとても気になることですよね。
前もってわかっている場合は薬で遅らせたりしますが、どうしても手術当日に生理になってしまった場合は、T字帯でナプキンという形になり、手術前に病院スタッフの方にナプキンを預け、手術中に交換してもらいます。
  鼻カテーテルからの経管栄養食ってどんな感じ?
手術中に鼻カテーテルを挿入する病院と、術後に挿入する病院があります。うまく飲み込める方となかなか飲み込めない方がいます。
鼻カテーテルからの経管栄養食を入れる時は、特に違和感などありません。
また、この処置をまったくおこなわない病院もあり、そのような場合は口からの経管栄養食または流動食となります。
通常、鼻カテーテルからの経管栄養食は1週間程度で、その後は口からの流動食となります。
経管栄養食
アップルファイバー(りんごの食物繊維)と水

プラスティック製の注射器
経管栄養食です。点滴のように鼻カテーテルから入れます(写真左)。その後おなかの調子を整えるため、プラスティック製の注射器で「アップルファイバー(りんごの食物繊維)」を入れ、最後にカテーテル内の詰まりを防ぐため、お水を入れます(写真右)。
流動食
口からの流動食は、上記写真のような感じです。
すべてミキサーにかけてドロドロにした状態の食事です。
  顔が腫れるって、どのくらい腫れるの?
人工的に骨を骨折させているわけですから、顔は腫れます。
腫れ方は人によって違います。
だいたい腫れのピークは、術後3日〜5日くらいで、その後は徐々にひいていきます。
完全に腫れがひけるのは、術後1ヶ月〜半年かかります。
顔の腫れの比較
腫れのピーク時
術後2週間
腫れのピーク時
術後2週間

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