除去する?しない? |
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プレート除去手術はしたほうがいいの?しなくても大丈夫なの?
「 プレート除去手術」では、プレートの種類や入院・手術に関してお話しました。
ここでは、手術を受ける前に知っておいて欲しい「チタンプレートと吸収性プレートの違いについて」や「チタンプレートを除去しない場合のメリット・デメリットについて」などお話いたします。 |
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チタンプレートと吸収性プレートの違いは? |
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・除去を必要とするかどうか
・吸収性のほうが固定力が弱い(近年、かなり改善してはいます。)
・吸収性のプレートは時々非感染性の炎症を起こすことがある
・チタンもアレルギーが出ることがある
・吸収性プレートのほうが厚いので粘膜下に触れやすい |
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チタンプレートを除去しない場合のメリットは? |
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チタンプレートを除去しない場合のデメリットは?
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※2007年9月24日以前の記載で、
「溶出した金属の臓器(脾臓など)への蓄積による発ガンの可能性」
を記載しておりましたが、視聴者の方から指摘で、エビデンスの照会を求められましたが、エビデンスを示すことが出来なかった為、前述記述部分を削除させて頂きました。
記載している内容について、エビデンスに基づかない内容を掲載していたことに対し、外科矯正.comの視聴者にご迷惑をおかけいたしましたこと、この場を借りてお詫び申し上げます。 |
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・チタンの溶出、腐食
・脳梗塞など別の頭頚部の疾患でCTやMRIを撮影するときに、画像が鮮明に取れない、診断ができない
・歯科医院などでレントゲンを撮るたびに映ってくる
・皮膚の上から触れると、部位によっては硬固物を触れるので、違和感がある
・人生の最後に火葬したときにも残ってしまう
・結婚前の女性の場合、手術をしたことを隠そうとしても、証拠が残る |
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吸収性のプレートは今後普及してきますか?
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もうすぐ発売されるスーパーフィクソーブは薄くて、強度もあるらしいのでチタン並みの強度が出るかもしれません。
今日の医学の傾向としては、包括医療になる傾向もあるので、二度の入院を要するより、多少高くても一回の手術で済むほうがよいかもしれません。
(高額医療の適応で、約70000円以上は還付されますから。) |
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プレート除去をしない人もいるの?
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除去手術をする方針で治療をしている、A病院の先生にお聞きしたところ、なかには除去手術をしない方もいらっしゃるとのことでした。
でも95%以上の人は除去しているそうです。 |
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