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| 後遺症について |
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外科手術を受けるにあたって、「後遺症」について知っておくことはとても大事なことです。
どんな手術にせよ、術後にまったく後遺症がないとは言い切れません。
顎の手術の場合の後遺症としてあげられるのは、「麻痺・痺れ」「鼻の変形」「耳鳴り・耳痛」などです。
ただ、すべての人にこの後遺症が残る、現れるわけではありません。 |
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| 麻痺・痺れについて |
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手術によって、多少の知覚障害の出る方がいます。
下顎の場合は下唇、上顎の場合は上唇の感覚が鈍くなったりビリビリした感じになります。
顔の筋肉などを動かす顔面神経を損傷することはまずないので、顔の筋肉が動かなくなるようなことはありません。
もし、このような後遺症が出た場合は、「ビタミンB12」を服用します。
また、「ステロイド(副腎皮質ホルモン)」を服用する場合もあります。
この「ステロイド(副腎皮質ホルモン)」という薬は、細胞代謝を活発にして神経の再生をする作用がありますが、次のような副作用もあります。
顔が赤くなる。
汗をかきやすくなる。
体温が上がる。
食欲が増す。
吹き出物が出やすい。
生理が不安定になる。
胃潰瘍が出来やすい。
(この副作用はすべての方に出るとは限りません。)
この「麻痺・痺れ」は、薬を服用したからといって、すぐ治る、なくなるわけではありません。
ゆっくり回復していきますので、気長に待ちましょう。
ただ、数年経っても完全によくならない方もいますが、普段の生活にはまったく支障はないということです。 |
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| 鼻の変形について |
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上顎骨の手術では、鼻翼の部分の骨が移動するため鼻翼も移動しますが、鼻骨の部分(鼻の付け根)は動かないので、結果として形態に変化が出ます。特に、上顎骨を前方に移動させると鼻翼が広がり鼻尖が上を向く傾向が出てしまいます。それを防止するような術式もいろいろと報告されています。また、プレート除去時にも、ある程度は修正が可能です。 |
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| 耳鳴り・耳痛について
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「耳鳴り」「耳痛」に関してはわりとよく起こることで、上顎を切った方の8割位の方が術後に訴えているそうです。
(ちなみに下顎のみ切った方はまれだそうです。)
きちんとした原因はまだ解明されていないようですが、 おそらく術後の炎症反応が広がったために「耳鳴り」「耳痛」が起こると考えられているようです。
特に上顎を切った場合、その部位に耳管という鼻と耳を交通する管があって、上顎の術後の炎症が耳管を通って耳に波及するらしいのです。
ただ、上顎の炎症が治まってくるのと同時に耳の痛み(炎症)も治まってくるとのこと。
まれに「耳鳴り」「耳痛」が残る方もいらっしゃって、そのような場合には、耳鼻科に行っていただくようです。
この「耳鳴り」「耳痛」に関しては先にもお話しましたが、はっきりとした原因がわからないのが現状で、今後の課題になっているようです。 |
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